風を送る事で酷暑を乗り切る作業服

作業服20

最近の気温上昇には目を見張るものがあります。5年くらい前ですと考えなくてもいい様な事が目の当たりに迫っています。その中でもニュースで頻繁に取り上げられるのが気温の上昇です。以前は、夏真っ最中でも気温が35℃をこえる日というのはあってもほんの数日でした。

しかし、最近では夏季に入ると30℃を上回る事は日常茶飯事となり、35℃こえる日も珍しくはなくなって来ました。

異常な暑さの影響

この時期のニュースでこれまでにない事として「外出は危険ですので屋内の空調設備のある所を出ないでください。」とか「夜はエアコンをつけたままにしておきましょう。」というフレーズがどのテレビ局の放送を見ても出てくる様になってきました。

私たちはその様な生活をこれまで経験をしたことがないので、つい電気代がもったいないという理由でエアコンを消してしまいがちです。ニュースを見ているとお年寄りが夜寝ていて熱中症で病院に運ばれたり、重篤な場合には亡くなってしまったという報道もありました。

お年寄りは温度に対する感覚が鈍くなってしまう為にこの様な事が起きるそうです。なぜこの様な異常な事態になったかについては、世界的に広がる温室効果ガスにより地球全体に宇宙への放熱を妨げるバリヤーができてしまった為とか夏季に入って多数のビルが冷房を行う為に生じた排熱がその地域の温度を上げてしまう為というような事が言われています。

いずれにしてもこれまでに私たちが経験したことがない気象条件になってきている事に間違いはないでしょう。

対策をとろう

では、この様な異常気象に対してどの様な対策をとったらいいでしょうか。その為に私たちの日常生活を振り返ってみる事にしましょう。一番健康に大きな障害を与える事に睡眠が十分にとれないという事があります。これについては、やはりエアコンを使って室温を下げるという事が一番簡単で効果的な方法です。

また、安眠の為に氷枕などを使う事も効果的でしょう。また水分をこまめにとり体から汗を出してその蒸発熱で体温を下げるという事も考えておくべき事です。この汗をかいて体温を下げるという方法は人間を含めて多くの動物が生まれ持った体温調節機構を使う事になりますのでエアコンのみを使って機械的に室温を低下させるという方法に比べてナチュラルな方法ですので、この仕組みを効果的に生かす方法を使う事が健康の面からみても必要になってきます。

酷暑での現場作業

ここまでは、日常生活での暑さのしのぎ方を述べてきましたが、私たちの活動は日常の家の中のものだけではありません。特に、これまでにない酷暑の中でも現場で出向かなければならない仕事を行わなければならない事は仕事をやっていく上では避けられない場合があります。

この様な仕事現場での防暑対策についてはこれまでは、気象条件が最近のように過酷なものでなかった日々においてはあまり本格的には考えられていませんでした。しかし、昨今の日中の気温が35℃をこえる事が普通になり、40℃をこえる日も珍しくなくなっている状況では、現場での作業は働く人たちの生死にかかわる問題となってきました。

その為に酷暑の現場での防暑対策が色々な場面で工夫されるようになってきました。

→作業服を購入する体型がlサイズの人は沢山の商品から選べます

作業現場の対策は難しい

よく見られるこの対策としては温度調節のされた空気を送風機で作業現場員に向けて送風する一種のエアコンです。この機械のおかげで作業員の健康状態を良い状態向かわせる事は可能となりました。しかし、通常は閉鎖されて室内で使う事で温度を効果的に下げる事ができる仕組みを屋外の解放空間で使う事になりますので効率の面でも電気代の面でも優れた解決策とはいえません。

また、冷やされるのは送風されている領域だけですので、作業を行いながら広い範囲を移動をしなければならない時などには十分な効果を上げる事はできませんでした。

作業服に工夫を

この様な状況の中で新たな防暑対策が最近出てきていて盛んに使用されるようになりました。その方法とは、作業服にファンを取り付けて風を中に取り込んで更に作業服内で循環させる事で人間の発汗気候も利用しつつ体温を下げるというものです。

この方法の第一のメリットは、空調する空間を作業服の中だけに限定できるので作業服の断熱を上手に行えば少ない電力で効果的に行う事ができる点です。これまでこの様に冷却する範囲を服の中に限定するような方法はありませんでした。

この事により現場の人たちは、作業中にどこに移動しても間的な環境で仕事を行えるようになりました。また、この空間は比較的狭いので冷却に必要な電力も大変少なくて済み、乾電池数本で長時間快適環境で作業を行う事ができます。

また、人間の発汗機構を利用するものですので、ナチュラルで冷房病の様な事が起こりにくくなっています。この様な作業服は、空調服として世界中で最近注目されていますが、その開発は市ヶ谷弘司氏がソニーを早期退職し東南アジア諸国を歴訪した際の経験から行われるようになりました。

→ファン付き作業服で熱中症を予防できます